1歳児が叩く、引っ掻く原因とは?子供の心理を理解し、親が取るべき対処法。

育児トラブル

お子さんが叩いたり、引っ掻いたりするようになったと悩んでるママさんはいませんか?

私の娘も1歳になった頃から徐々に自我が芽生えてきたのか、なにか気に入らない事があると手が出るようになりました。



『あぁ!』って言いながらオモチャを叩いたり、カーペットを引っ掻いたり。

私やパパ、じーじ、ばーばの事も叩いたり、爪をたてて引っ掻いたりすることがあったので、とても手を焼きました。

身内にやるならまだしも、これがお友達に傷をつけちゃったらどうしようと悩んだものです。



世の中のママさん達も、こう言った我が子の行動で悩んでいる方が意外と多いようで、子育て支援センターなんかに行くと他のママさんとお互い様ですから、なんて話してました。

そこで、子供の叩く、引っ掻くと言った行動の原因はなんなのか?

その時、私たち親はどうすれば良いのかをまとめましたので、是非参考にしてみて下さい!

1歳児が叩く、引っ掻くといった行動をする理由とは?

1歳半にもなると、もう赤ちゃんと言う時期ではなくなってきます。

ママの言っている事だってちゃんと分かってるし、本人の意思もしっかりでてきます。

だけどやっぱりまだ、言葉にして意志を伝える事はなかなか出来ません。

その為、自分の思い通りにならないことがあると、叩いたり、引っ掻いたり、物を投げたりしちゃうのです。



『魔の2歳児』なんて言葉を聞いたことがあるでしょうか?

2歳にもなると多くのママが、子供のイヤイヤ期に頭を悩ませます。

ですが、早い子だと1歳半頃から、もう既にイヤイヤ期は始まっているそうです。



なんでママは私の気持ち、僕の気持ち分かってくれないの?

あれがしたいのに、これが欲しいのに、なんで気づいてくれないの?

あとじゃ嫌だ!今が良いの!まだ遊びたいの!

このように、きっと伝えたい事が沢山あるんですねぇ、きっと。



だけど大人たちは分かってくれない、気づいてくれない、思い通りにならない。

まぁ、そりゃ手だって出したくなりますよねぇ。

パパママに手が出る理由と、お友達に手が出る理由は違う

1歳児が何か気に入らないことがあった時に、手が出てしまうパターンには大きく分けて2つあります。

パパママ身内に手が出てしまう場合と、お友達に手が出てしまう場合です。



パパママに手が出てしまう場合は、私の気持ち、僕の気持ち分かってよ!と意思表示をしている場合が多いです。

例えば抱っこして欲しいと思っている時に、家事優先で後回しにされれば、今抱っこして欲しい気持ち分かってよ!となります。

遊んでる時に、ご飯だからもうオモチャ片付けて!とオモチャを勝手に片付けられては、まだ遊びたい気持ち分かってよ!となるのです。



一方、お友達に手が出てしまう場合は、ママパパに手が出てしまう理由とはちょっと違ってきます。

1歳児と言うのは、まだ上手にお友達と『一緒に』遊ぶことが出来ません。

同じスペースで遊んでいるように見えて、実はそれぞれ自分のテリトリーという物が存在するのです。



だから、自分が遊んでいるテリトリーに侵入してこられると警戒してしまいます。

遊んでるオモチャを取られるようなことがあれば、邪魔しないで!と手が出てしまうこともあるのです。

親が取るべき対処法!頭ごなしに怒ってはダメ!

子供が手を出した場合、親は子供にどんな接し方をするべきなのでしょうか?

まず絶対にしてはいけはいことは、子供に叩かれたからと言って、同じように子供を叩いて言い聞かせる行為です。

1歳児に手をあげて言い聞かせる行為はむしろ逆効果になってしまいます。



確かに厳しく言い聞かせる事は必要なのかも知れませんが、過剰な『しつけ』行為は1歳の子供にとっては、大切な心の成長の妨げになる恐れがあります。

十分な心の成長が出来なかった子供というのは、将来暴力的になる確率がとても高いそうです。



では、どうするのが1番子供にとって良いのでしょうか?

まず、子供が手を上げそうになった時には、叩く前に優しくその手を握ってあげましょう。

そして叩かれたら痛いということ、悲しいということを子供に伝えましょう。

1歳児は親の言っていることはちゃんと理解しているものです。



だけど・・・ママの言ってるのことは分かるけど、今は自分の気持ちの方が大事だもん!

と言うのが子供心。

きっと、いやー!と言いながら手を振りほどき、さらに叩いてくる事と思います。

でもそこで諦めてはいけません。



大事なのは、どうして叩いたらいけないのかを繰り返し何度も子供に伝える事です。

そして最後はギュッと抱きしめてあげましょう。

叱ったあとはいつもより丁寧に、フォローしてあげることも忘れないで下さいね!



とは言ってもね!

親のこっちだってやんなっちゃうことあるけどね。

私なんてもうイヤイヤ期で手がつけられない時は放置よ。

ま、無理なもんは無理なんよね!諦める!笑

そんなに悩む事ないよ!自我が芽生えるのは成長の証!

今、お子さんの叩く、引っ掻くといった行動に悩んでいるママは、そんなに悩む必要はありません。

叩く、引っ掻くと言った行動は、自我の芽生えが起こる過程において、多くの子供たちが通ってくる道です。

自我が芽生えるのは、心も体もすくすくと成長している証なのです。



子供たちは、子供たちの関わり合いの中で、叩かれたら痛い、叩いたら相手に痛い思いをさせてしまうんだと、経験し学習します。

その学習の手助けをしてあげるのが、親がしてあげられることなのではないでしょうか?

まずは親自身が気持ちに余裕を持って、子供とコミニュケーションをとってあげることが大切です。



心配しなくても大丈夫です。

あんなに叩く引っ掻くで悩まされていた私の娘も、今ではすっかり手は出なくなりました。

それどころかテレビなどで喧嘩のシーンが流れると『ダメー!』と仲裁に入るほど。

彼女には相撲の取り組みですら喧嘩に見えるそうです(笑)



1歳から2歳は『自立』に向けてのとても大切な時期です。

まだ自分をコントロールすることの出来ない子供に振り回されて、イライラすることもあるかと思います。

ですが一旦落ち着いて深呼吸。

子供の気持ちを受け入れ、認め、信頼してあげることが、お子さんの成長につながると言う事を忘れないでくださいね。

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